カメオの世界②

CAMEO

カメオの世界

Stone Cameo ストーン・カメオ

ストーン・カメオの最もポピュラーな素材はメノウ(アゲート)で、現在その産出地で水が豊富なことから宝石研磨地として発展したドイツのイーダー・オーバーシュタインで世界のストーン・カメオの約90%が製作されています。
メノウは黒や青、赤、黄色等の様々な色と白色の層からなり、作家たちは濃色をベースにして白色部に様々な形や文様を浮き彫りすることによって極端なコントラストの色彩の中に彫刻像のシェイプを浮かび上がらせています。
メノウは大変硬い素材で、刃物等による手細工は 不可能です。ロータリー式の機械ヤスリで彫刻し、ダイヤモンドパウダーで指一本、髪の毛一筋を精密に仕上げていきます。何層もの色層を持つメノウに施された作家の技はまさに芸術の域に達しています。
また、ストーン・カメオにはオパールや水晶、シトリン、トルマリン等の単色の宝石も使われますが、色のコントラストがない分、素材の質感を活かした個性的な光を放つ作品が作られています。